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教習所トピックス
平成19年 1 月 1 発行
埼玉県自動車学校
認知機能検査について >>
先日(平成18年6月頃)埼玉県内の10教習所で行われました、高齢者向け認知機能検査の開発のための実地試験について、実際に行った埼玉県自動車学校の茅根校長と、大谷指導員にその内容をお聞きいたしました。
質問 >
今回この検査は何の目的で行われたのですか?
茅根 >
現在、警察庁では、運転に必要な情報の読み取り、少しの間記憶している能力などの認知機能といわれるものについて、簡易に把握するための検査、いわゆる認知機能検査の開発を進めているところであります。今回行われた実地試験は、この認知機能検査の検査結果と、運転技能がどのような関係にあるかを調査するため、40名の高齢者を対象に行われました。
質問 >
どのような内容のものですか?
大谷 >
高齢者講習の後に20分程度で行われた検査ですが、今日の日付けと時間を記入したり、時計の文字盤を描いてもらったり、絵の描いてあるパネルを何枚か見せてそれについて質問をするというものなどで、健常者にとっては非常に簡単な問題でした。
質問 >
この検査の結果はどのようなものでしたか?
大谷 >
当校で実施した40名のうち7名は、「交通事故に巻き込まれる可能性も懸念される。」というものでした。
質問 >
この検査結果を本人に伝えたときの対応はいかがでしたか?
大谷 >
当校で実施した40名のうち7名は、「交通事故に巻き込まれる可能性も懸念される。」というものでした。
質問 >
この結果をどのように感じましたか?
大谷 >
要注意者が、人数的に結構多いなと感じましたが、確かに運転技能診断結果と照らし合わせると、危険といえば危険なようにも感じました。これから、高齢者講習の中でこの検査を行うのかどうかはわかりませんが、高齢者の交通事故が問題となっている現在、高齢者に、自分の運転能力をよく認識してもらうということは、事故防止の上では、大変有意義なことだと思います
埼玉県自動車学校1 埼玉県自動車学校2

春日部自動車教習所
飲酒運転体験講習 >>
春日部自動車教習所で全国的にも珍しい講習が行われました。飲酒運転の怖さを実際に体験するというものです。詳しく、渋谷管理者にお聞きしました。
質問 >
この講習を行うきっかけは
渋谷 >
この講習は飲酒運転の防止のため杉戸の安全運転管理者協会で発案し、杉戸警察署が企画し、春日部自動車教習所が協力するという形で実現しました。
質問 >
どのような方法で行ったのですか。
渋谷 >
プロのドライバ−でお酒好きな方(6名)の協力のもとに、飲酒前にコ−スの実走行と、高齢者講習でお馴染みのCRT検査をしました。その後約2時間かけてお酒を好きなだけ飲んでもらいました。酔いが十分まわったところで、もう一度コ−ス走行とCRT検査を行いました。
質問 >
お酒を飲む前と後でどのような差がでましたか。
渋谷 >
お酒を飲む前のコ−ス走行では皆さん模範的な運転ができましたが、飲酒後は接輪や一時不停止、標識の見落としなどが目立つようになりました。CRT検査では「運転に必要な基本的反射動作能力」に明かな変化(反応時間の遅れ)がありました。このことは危険を見つけても実際のブレ−キ操作等に遅れが出ると言えます。また、動体視力がかなり衰退することが判りました。
飲酒で怖いのは、このような身体の変化があるにもかかわらず、「運転は支障無く出来る」と思っていることです。視力の衰退で状況の見落としや遅れが起きる上に運転行動も遅れることが判り、結果として飲酒運転は危険であることが判明しました。
今回の講習を通して飲酒運転の防止につながることを期待しています。なお、今回の検査デ−タをご希望の方に差し上げます。
                (連絡先:春日部自動車教習所 管理者渋谷まで)
春日部自動車教習所1 春日部自動車教習所2
春日部自動車教習所3

鶴ヶ島自動車教習所
地域に貢献する教習所を目指して >>
昨年、地域最大級のフリーマーケット『ハートフルマーケット鶴ヶ島'06』を開催し、地域に根差した取り組みを行っている清水社長にお話を伺いました。
質問 >
なぜこのイベントを開催したのですか。
清水 >
長年地域の方々に支えられ交通安全教育に努めてまいりましたが、更に地域に根差した企業として何か貢献できないかと考え、このイベントを昨年から開催致しました。
質問 >
イベントの内容をお聞かせください。
清水 >
フリーマーケットを中心に交通安全体験や飲食コーナー、子どもたちが遊べる場所などを設け、ご家族で一日楽しめるように企画しました。
また、イベント収益の総額275,975円を鶴ヶ島市社会福祉協議会に寄付し、地域の社会福祉に役立てていただく事にしました。
当日は天候にも恵まれ、7,000人を越える方々にご来場いただきまして、大盛況のうちに終了致しました。
質問 >
今後の地域貢献活動についてのお考えをお聞かせください。
清水 >
交通安全教育を通じ安全な交通社会の実現に貢献していく事が第一であると考えております。その他にも地域企業として、社員はもちろん在校生、卒業生を巻き込んで社会貢献など私たちがやれる事は無限大にあると思います。日常の業務に追われながら、地域貢献に取り組むのは、なかなか難しいのも現実ですが、今後も少しでも地域の為に貢献できるよう努めてまいります。
鶴ヶ島自動車教習所1 鶴ヶ島自動車教習所2 鶴ヶ島自動車教習所3
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