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教習所トピックス
平成20年 1 月 1 発行
行田自動車教習所
教習技能向上への取り組み >>
教習技能の向上は、より優良な安全運転者を育成していく上で欠かすことのできないテーマです。行田自動車教習所干川管理者に教習指導員の資質向上策についてお聞きしました。
質問 >
全車種の教習を行っていることが、技能の向上に結びついているとのことですが。
干川 >
平成18年の大型特殊免許を最後に、指定自動車教習所で扱うことのできる全車種の教習の指定を取得しました。毎年のように車種を追加してきましたが、困難な指定前教習を乗り越えていく上で、結果的に、指導員の技能、知識、精神面など、資質の向上にどれほど寄与したのか計り知れないくらいです。
携わった指導員だけでなく全職員にとっても、大変有意義な挑戦であったと思っています。
質問 >
16年、17年の教習技能競技大会では地区優勝、18年にはBブロック優勝されていますが、大会にむけての取り組みを教えてください。
干川 >
教習技能水準の向上は、古くて新しい永遠の課題です。このようなことから特に、将来当所を担う若手指導員(30歳未満)には、グループごとに教習技能に関するテーマを与えて研究させ、その成果を全体会議で発表させるなどして全職員にフィードバックしています。
技能競技大会の取組みは、その延長線上にあるものであり、会社から指名されたそのグループ代表者が選手として参加しているのです。
具体的には、課題が発表されてから大会当日の約1ヶ月間は、サポートするベテラン指導員の実践指導を受けながら、全職員の見守る中で本番に向けて練習を繰り返しています。
これは、当所のみならず、グループすべての教習所挙げて真剣に取り組んでおりますが、狙いとするところは、全職員の参画意識にもとづく波及効果、なかんずく教習水準の向上を期待しての施策であります。
質問 >
ほかに、資質向上策はありますか?
干川 >
月に一度の全体研修や検定員の会議、また二輪教習では日常的に会議を行い、検定の不合格箇所を適宜研究し、教習指導に活かすようにしています。
行田自動車教習所1

埼玉自動車学校
地域の交通安全教育センターとしての役割 >>
平成19年度シルバードライバードック優良校として、表彰されました、埼玉自動車学校の柏俣設置者に、その取り組みについて、お聞きいたしました。
質問 >
今年度は何回シルバードライバードックを開催したのですか?
柏俣 >
4月1日から今日(10月18日)までで、65回開催し、355名が受講されました。毎週、火、木、土曜日に1回、2名の指導員で、8名程度の受講生を対象に開催しています。受講生の要望がある限り開催したいと考えています。
質問 >
どのように参加者を募集しているのですか?
柏俣 >
高齢者講習の受講生に対して、口頭で、募集しています。自治会や老人クラブなどの団体単位でなく、個人単位で募集しています。個人の都合で、受講したいときにすぐ申し込みができる点が、便利なようです。
質問 >
講習のときに、 注意している点はどんなところですか?
柏俣 >
講習中の安全と、高齢者が、安全運転に対して、理解し、納得して頂ける講習を行うということです。内容については、高齢者講習とダブらないように、死角特性を中心に講習しています。
質問 >
これからの高齢者教育についてはどのようにお考えですか?
柏俣 >
高齢者教育を行うことは高齢者だけでなく、初心運転者の事故防止にもつながると考えています。地域の交通安全教育センターとしての役割を担う教習所としては、シルバードライバードックの受講者数は、地域密着のバロメーターと考え、社会的地位向上のためにも、率先して行うべきものだと考えております。そして、これを積極的に行っていくことで、更なる展望が開けると確信しています。
埼玉自動車学校1
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アンモータースクール
交通安全教育への多様な工夫 >>
工夫を凝らして安全教育に様々な角度から取り組んでいる、アンモータースクールの中澤管理者にお話を伺いました。
質問 >
全車種の教習を始めたことによって、どのような影響がありましたか?
中澤 >
昨年2月に大型二輪車の教習を始めた事で、全車種を取り扱うことになりました。また、厚生労働省の管轄ではありますが、フォークリフトなどの作業免許の教習も始め、地域の方々のご要望にも応えられるよう努力しております。指定を受けるまでに苦労はしましたが、その中で職員全体の資質の向上にもなったと考えます。更にリピーターのお客様が新たな免許を取得することにより、運転に対し初心に帰ることが既得者教育にも繋がり、地域の交通安全教育センターとしての役割も担っていると思います。
質問 >
その他、地域の交通安全教育センターとして実施している事はありますか?
中澤 >
もちろんシルバードライバードック等は実施しております。その他には在籍しているお客様に対し、お寺の住職においでいただき安全マインド講話として週に2回程実施しております。 講話の内容は安全運転に対する心構えはもちろんの事、生命の大切さについてお話していただき、お客様から好評を博しております。
質問 >
今後の抱負についてお聞かせください。
中澤 >
今後も新規免許取得者教育や既得者教育を通じて安全マインドを啓蒙するとともに、地域の方々に信頼され必要とされる自動車教習所を目指し、地域に社会貢献できるように企業努力をしていきたいと考えております。
アンモータースクール1 アンモータースクール2
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