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教習所トピックス
平成20年 8 月 1 発行
埼玉とだ
未来の地球のために >>
平成20年3月にハイブリッドカーを導入し、その他環境に配慮した方策を行っている、埼玉とだ自動車学校の八島管理者に、その取り組みについてお聞きしました。
質問 >
導入に際して、どのような点に苦心されましたか?
八島 >
ハイブリッドカー「プリウス」は、高速教習車として導入したのですが、最初は教習カリキュラムで苦労をしました。高速教習専用としたのですが、全ての教習内容をチェックしました。次に補助ブレーキなど車両装備の関係で、メーカーと打ち合わせを何度も行い、より適したものを目指しました。納車後は指導員への教養を行いました。やはり従来のディーゼル車、ガソリン車との違いから、教養は必要であると感じました。
質問 >
お客様の反響はいかがでしょうか?
八島 >
やはり他の車両との違いから、信号待ちの停止時など、戸惑いもあるようです。しかしそれも良い経験であるとして、アンケート調査では好評価をいただいております。また、環境に配慮するといった心も養えるようです。
質問 >
他に環境に配慮された方策はありますか?
八島 >
当校職員による、教習所の周辺のゴミひろいを実施しております。実は、この運動は市で行っております「530(ゴミゼロ)運動」を推進する形となっております。
質問 >
今後についてをお聞かせ下さい
八島 >
現在はハイブリッドカーによる教習と530(ゴミゼロ)運動を行っておりますが、今後は私たち一人ひとりが出来ることは何であるかを考え、地球環境に配慮した方策に一つでも多く取り組んでいきたいと思います。
埼玉とだ1 埼玉とだ2

ファイン大宮
ハイレベルな検定員の養成制度 >>
ファインモータースクール大宮での社員教育の取り組みについて、野口管理者にお聞きしました。
質問 >
一番力を入れている社員教育についてお聞かせください。
野口 >
卒業したお客様全員、一生無事故無違反であることを願い、そこで段階ごとのチェックをしていくことが検定員であるので、検定員の教養に力を入れています。
質問 >
検定員の資格取得方法はどのようにしていますか?
野口 >
毎年、事前教養の時間を十分に確保するため、第二回検定員等講習会を基準に、受講申し込みをしています。
質問 >
検定員資格取得の人選はどのようにしていますか?
野口 >
当所における社内審査がありまして、その社内審査に合格しないと協会及びセンターでの講習会に受講できないことになっています。そこで、第二回講習会の日程を考えて講習会に遅れないよう毎年同じ時期に検定員候補者の希望をとり、社内審査(第一次、第二次、第三次)の合計点数が合格基準点数に達していれば講習会に受講できることになります。ただし、社内審査により合格した後、約一ヶ月半の担当検定員による事前教養を実施します。
質問 >
社内審査の内容はどのようなものですか?
野口 >
第一次、第二次は、講習ハンドブック実施要領にて論文、模擬採点を行っています。第三次で面接を行っています。合格点数は、計300点です。
今後も、良い検定員の育成に努め、地域の交通安全教育センターとして微力ながら貢献できればと願っています。
ファイン大宮1 ファイン大宮2
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東埼玉
コースを利用した小学生の交通安全教室 >>
小学校の授業の一環で教習所のコ−スを使って交通安全教室を実施している東埼玉自動車教習所の増田設置者代行、浅香管理者にお聞きしました。
質問 >
このような交通安全教室を始めたきっかけは何ですか?
増田 >
この交通安全教室は平成11年の秋から始まりました。当時、私は越谷市立桜井南小学校の評議委員になっていました。そのため小学校の行事(入学式、運動会等)に招待されることがしばしばありました。その中で校長先生と話しをする機会があり、従来から小学校の交通安全教室は校庭で行っているとのことでした。「校庭ではなく私のところのコ−スを使って頂ければより臨場感のある交通安全教育ができる」と校長先生に申し出たことがきっかけになり、それ以後毎年秋に行うようになりました。現在は浅香管理者が評議委員になっています。
質問 >
交通安全教室の内容はどのようになっていますか?
浅香 >
この小学校の2年生150名と3年生135名が対象です。2年生は安全な歩き方、3年生は正しい自転車の乗り方を教習所のコ−スを利用して実習を行います。指導者は警察官、交通指導員、市役所職員が行います。教習所の職員も数名が準備や誘導等で参加します。
質問 >
交通安全教室に関して今後の抱負はありますか?
浅香 >
今後は小学校だけではなく、中学生や高校生を対象にした交通安全教室もやって行きたいと思います。また、この地域の高齢者や一般の人を集めての交通安全に関するイベントにも力をいれて行きたいと思います。
東埼玉1 東埼玉2
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寄居武蔵野
地域に愛される教習所を目指して >>
地域の方と様々な取組みを行っている、寄居武蔵野自動車教習所の小久保管理者にお話しを伺いました。
質問 >
地域の交通安全教育センターとして、どのような取組みをしていますか?
小久保 >
この地域は高齢者の事故の比率が高いことから、人間ドックのように定期的に運転技術を再点検し、安全運転に努めてもらうことを目的に、「シルバードライバードック&サイクル安全大会」を児玉署や自治体などと毎年行っています。これは、通常のシルバードライバードックと同時に自転車の乗り方を指導し、運転者、自転車双方の乗り方を学ぶものです。小学生も参加して、自転車の安全確認などについてお年寄りの運転を指導してもらいます。前回は地域のお年寄り80人に参加していただきました。高齢者の事故防止に少しでもお役に立てたらと思っています。
質問 >
他にはどのような取組みをしていますか?
小久保 >
越生にあります、こうねん大学、こうねん大学院、いきがい大学で、「高齢者の生きがいと勉学と熱意を向上する講座」に、当校の指導員を2〜3名派遣し交通安全講話を実施しています。内容は、難しい数字や統計にこだわらず、おもしろおかしく笑いを取り入れた講義をすることで毎年大変喜ばれています。
また、中学生の職場体験学習も受け入れています。これは、子どもたちが将来社会へ出ていくにあたり、望ましい社会性、勤労観、職業観を身につけることを目的に、例年5〜6名の中学生を4日間受け入れ、簡単な業務、掃除、洗車などあらゆることを体験していただいています。
他には、小学生の社会学習の一環として、教習所の見学、職員とのふれあいの場を作り、小学生の地域学習のお手伝いをさせていただいています。
今後も、地域の方により愛される交通安全教育センターを目指して行きます。
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川越
地域のためのフリーマーケット >>
毎年、一日開放のイベントとして、フリーマーケットを行っている川越自動車学校の有原管理者に、その取り組みについてお聞きしました。
質問 >
なぜこのようなイベントを開催するようになったのですか?
有原 >
一日開放の一環として、できるだけたくさんの地域住民の方々を喜んで教習所にお迎えするには、どのようなイベントが良いのかと考えフリーマーケットを開催するようになりました。交通安全については、シートベルト体験車を呼んで、シートベルトの重要性について体験してもらっています。
質問 >
どのくらいの人々が集まるのですか?
有原 >
およそですが2000名ぐらいの来場者がいると思います。コースの半分に縦横3mのブースを120ほど作成しそこに出店してもらい、残りの半分のコースは、出店者用の駐車場として利用しています。また来場者用の駐車場として近隣の駐車場などを借りたりして、270台分を確保していますが最近はほとんど満杯になってしまいます。
質問 >
どのような点に一番注意していますか?
有原 >
教習所としてふさわしくない販売商品のチェックと車両の事故には一番神経を使っています。
質問 >
これからこのイベントをどのように発展させていこうと考えていますか?
有原 >
たくさんの地域住民の方々に喜んでもらうという点では、評価できると考えていますが、交通安全の啓蒙という面では、まだまだ出来る事がたくさんあると思いますので、その面を強化し、「地域の交通安全教育センター」としてますます地域社会に貢献していきたいと考えております。
川越1 川越2
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狭山
「出来た!!」を感じてもらうために >>
狭山モータースクールでは、車両間隔教習の技術習得の強化、スキッド体験学習など教習教材について創意工夫されております。それらについて荒木管理者にお話を伺いました。
質問 >
教習教材導入の経緯についてお聞かせください。
荒木 >
初心運転者をベテランドライバーのような運転行動に少しでも近づけたいという熱い想いを持って教材を作成しました。教材は「危険を安全に体験させる」をテーマに全て社員の手作りです。自ら作った物は使いたくなり、更に良い物を、もっと他に良い物はないか、と探究心が沸いて社員のモチベーションの高揚にも繋がっております。
質問 >
教材の使用方法、効果についてお聞かせください。
荒木 >
車両間隔技術強化は修了検定の不合格原因を分析し、車体感覚と前輪感覚(タイヤ間隔)の違いが理解されていませんでしたので、既存の四輪8の字コースにタイヤ感覚確認板を設置し、カーブにおけるタイヤの軌道を予測できるようにしました。また、車幅感覚を掴める事を目的として、1.6m幅のポールの道を通過させて車幅の先端(突起)がドアミラーである事を認識してもらえるように導入しました。
スキッド体験は特別項目として平成14年に導入しました。開発当時ABS車が急増し、ABSに対する間違えた知識による事故発生が懸念されたからです。結果、ブレーキ特性や限界を正しく理解し、天候などによる路面変化の状況を考慮した上で運転できると考えております。
質問 >
今後の方針等についてお聞かせください。
荒木 >
教材だけでなく様々なサービスを向上させて行きたいと考えております。現在も教材では有りませんが、高齢者講習の受講者には、受講のお知らせ(日時・持参する物等)、徒歩・車・無料送迎バスの利用別の案内を受講日の数日前に郵送しております。今後も、もっとお客様に『出来た!!』という満足感を味わっていただけるよう社員一丸となって努力してまいります。
狭山1 狭山2
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