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特集
◆ 排ガス規制の変更について ◆
 自動車NOx・PM法
自動車の排ガス規制について平成4年より自動車NOX法に基づいて排出基準による規制などが実施されてきましたが、 大都市地域における窒素 酸化物(NOx)による大気汚染は依然として深刻な状況が続いています。 特に、 近年、 ディーゼル車から排出される粒子状物質(PM)については、 発がん性のおそれを含む国民への悪影響が懸念されています。
自動車NOx・PM法
そこで平成13年6月、 大気汚染の激しい大都市地域を対策地域(窒素酸化物対策地域、 粒子状物質対策地域)に指定して各種施策を実施し、 大気汚染を改善するために、 自動車NOx法の改正法(自動車NOx・PM法)が成立しました。
■ 改正NOx・PM法
現行のNOx法に対して以下の項目が変更になりました。
(1) 規制地域の拡大
(2) NOx排出基準の強化
(3) PM規制の追加
(4) 乗用車を規制の対象に追加が行われ規制地域で基準を超える車両は保有を禁止。
対象車両:規制地域に使用の本拠を置く、 貨物自動車、バス、ディーゼル乗用車。
平成14年5月
規制時期: 平成14年5月
排出基準: (例) 2.5t超〜3.5t以下
NOx:5.9g/KWh (注)2 PM:0.175g/KWh
猶予期間: 年度登録からの期間
小型貨物 (4ナンバー) 8年
普通貨物 (1ナンバー) 9年
特 種 車 (8ナンバー)10年
猶予期間を超えた場合は、 規制地域内での登録は出来ないこととなります。
自動車は大変便利な乗り物ですが、 大都市の大気汚染の状況、 そして、これからの未来の為に自動車と、環境とのありかたを、真剣に私達は考えていかなければならないのではないでしょうか。
※ 詳細は「埼玉県ホームページ」
 http://www.pref.saitama.jp/
  または 「環境省ホームページ」 をご参照ください。
 http://www.env.go.jp/
自動車NOx・PM法_地図
 ※(注) 1 浮遊粒子状物質
  (注) 2 一時間当たりの仕事量
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