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特集
◆ 第5次長期ビジョン研究会に参加して ◆
 鶴ヶ島自動車教習所 清水智義
第5次長期ビジョン研究会14月25日、会場中央の大スクリーンに「第 5 次長期ビジョン研究会・研究発表会」の文字が映し出されました。全国から選出された45名の研究員が約2年間にわたり調査研究した結果が、全指連の金澤会長はじめ全指連副会長、地区連合会長ご出席のもと警察庁や交通事故分析センターからのご来賓を迎えて報告されました。
第5次を迎えた長期ビジョン研究会では「交通事故ゼロをめざす指定自動車教習所の役割」を全体のテーマとして研究員を地区別に4班編成し研究を進めてまいりました。それぞれの研究テーマは下記の通りです。
第5次長期ビジョン研究会2 第1班「現行運転免許制度の研究」
 第2班「次世代運転免許制度の研究」
 第3班「免許保有者に対する講習に関する研究」
 第4班「指定自動車教習所が国民から信頼を得るためのイメージアップ活動の研究」
私が所属していた第1班は北海道から北関東までの各協会から1名ずつ選出された12名で構成されておりました。研究会に参加してまず驚いたことは、その出席率の高さです。期間中12回開催された班会議でしたが、遠方かつ忙しい中にもかかわらず全員が顔をあわせました。各協会から推薦され参加している会議だけに欠席するわけにはいきません。班会議を終えると次の会議までの期間は与えられた課題をそれぞれ研究します。関係書物、インターネットや研究員同士のメールによる情報交換などで得た知識に自分の考えを加えレポートを仕上げます。こうした研究の繰り返しで2年間を終えてみると自分自身かなり知識が豊富になったことに気づきます。
各班の研究結果については、近いうち実現可能な提言や実現は困難だが将来に向けて推し進めていかなければならない提言。または一日開放などの際に参考になる事例など様々です。全指連通信として既にお手元に届いておりますので御一読いただければ幸いです。
今回、教習所業界の将来あるべき姿についてあらためて考える機会を与えてくださいました埼玉県指定自動車教習所協会の皆様に感謝申し上げます。また、アンケート調査など研究活動にご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げ、ご報告とさせていただきます。
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