合宿教習の展望 |
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秩父自動車学校は地域人口の関係上、早くから合宿教習を始めています。 その取り組みと豊かな経験について、中村管理者・笹原部長にお聞きしました。 |
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質問 |
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新しく、清潔感があり、効率的な設計をされている合宿施設ですね。 |
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中村 |
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昨年の4月に完成したばかりで、教習生からも大変喜ばれています。秩父は最近観光客も増え、安定的に外部に部屋数を確保することが出来なくなってきました。そこで今回独自に施設を構えたのですが、こちらの施設を造るに当たっては、山形から合宿の専門家である笹原部長に来てもらいました。 |
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笹原 |
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寄宿舎はどのようなものであるべきかという理想形を私自身は持っていますが、そのノウハウは可能な限り生かせたのではと思っています。コストはかかりますが、今や必須の厳重なセキュリティやプライバシー、その他各種設備を整えることができました。 |
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質問 |
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合宿に来られる方の傾向が最近変わっているとのことですが。 |
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笹原 |
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山形など大都市圏から離れた地域は入校の減少を止められません。やはり地方は例えどんなに施設が良くても入校生確保は困難です。むしろ、近場志向「帰りたくなったらすぐ帰れる」ことが、親御さんも含めて好まれているようです。そうした社会風潮に合わせるという思考が必要だと思います。 その反面、問題を未然に防止するため、合宿での規律の維持は大変重要です。 |
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質問 |
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合宿に力を入れる一方で、地元向けの事業もしているとのことですが。 |
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中村 |
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当校でも合宿の比率は一定程度に抑え、あくまでも通学を主体と考えています。また、東京電力などのバイク講習には力を入れており、これまでに多数の参加者から好評を得ています。地元や地域の企業に密着した講習を実施し、合宿と合わせて、多くの方に対し地域の交通安全教育センターとしての責務を果たしていきたいと思っています。 | |
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