「楽エコ」で地域に貢献 |
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2008年11月よりエコドライブ教習を取り入れ、各種マスコミ等にも取り上げられているファインモータースクール上尾。同スクールの取り組みについて折原管理者と広報担当の福田氏にお話を伺いました。 |
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質問 |
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エコドライブ教習を始めるきっかけは? |
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折原 |
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当社では優良な初心運転者の育成を通じて地域に貢献してきましたが、昨今の地球温暖化現象への懸念、原油価格高騰や自然環境に対する影響などに鑑み、燃料消費を抑えるエコドライブに着目し、 全社を挙げて環境にも人にも優しい運転技術について取り組むこととした次第です。 |
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質問 |
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具体的にどのようなことをされているのでしょうか? |
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折原 |
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各時限に組み込まれていますので一言では難しいですが例えば、乗車からエンジンスタートまでの手順なども燃費向上のテクニックがあります。 | |
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福田 |
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車両にも燃料消費量がすぐ分る燃費計を取り付け、数字でも理解することができるようになっています。 |
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質問 |
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このカリキュラムを作成するにあたって苦労された点とは。 |
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折原 |
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開発に約二年間がかかりました。もちろん、既存のカリキュラムから逸脱することは許されませんから、その点は慎重に行いました。また、「伝え方」についても徹底して研究し、より理解しやすくするための工夫がされています。 |
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質問 |
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初心運転者以外の方も受講できるのでしょうか? |
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福田 |
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免許所持者についても180分と90分の2種類を行っています。90分の内容は座学30分、計測と技能は60分となっており、昨年4月から行っています。この講習料は東日本大震災での被災地域の復旧、復興に役立てるように全額寄付させていただいております。 |
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質問 |
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今後の展望は? |
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折原 |
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将来的には、ハイブリッド車や電気自動車等がより一層普及していくと予測されますが、「楽エコ」を身に付けたドライバーであれば限りある化石燃料や電気などの消費量も抑制できると考えています。また、時代に合わせ「楽エコ」も今後バージョンアップをしてまいりたいと考えております。 |
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